【新潟県】冬キャンプを最高にする至高の地酒５選紹介！美味しい飲み方、引き立つおつまみをまとめ

はじめに

雪深い新潟の夜、マイナスの世界で焚き火を囲む……。そんな時、冷えた体を芯から温めてくれるのは、新潟の厳しい冬が育んだ「本物の地酒」です。

米どころ・新潟には90近い酒蔵があり、その味わいは「淡麗辛口」から「芳醇旨口」まで多岐にわたります。今回は、冬キャンプの料理に合い、冷やしても温めても旨い銘柄を5つ厳選しました。
焚き火でおつまみを炙りながら日本酒なんて最高のキャンプライフです♩

冬キャンプに連れて行くべき新潟の地酒 比較表

銘柄名	価格帯(720ml)	味わいの特徴	推奨の飲み方	購入場所のヒント
〆張鶴（純）	1,500円前後	滑らかな口当たりと、飽きのこない上品な旨味。	冷酒〜常温 ※料理を際立たせる	県内全域の酒屋・スーパー
八海山（特別本醸造）	1,400円前後	きれいで雑味のない、究極の飲みやすさ。	ぬる燗 (40℃) ※柔らかさが引き立つ	県内全域のスーパー・コンビニ
久保田（碧寿）	2,700円前後	伝統的な「山廃仕込み」による奥深いコク。	熱燗 (50℃) ※香りが華やかに開く	主要酒販店・駅ビル
鶴齢（純米酒）	1,600円前後	米の旨味をしっかり感じる、芳醇な味わい。	熱燗 ※雪の中でこそ旨い	魚沼エリアの酒屋・道の駅
北雪（純米）	1,300円前後	辛口でキレが良く、魚介類との相性が抜群。	冷酒 ※雪で冷やして	佐渡汽船売店・主要スーパー

1. 〆張鶴（しめはりつる）/ 村上市

「新潟の酒といえばこれ」と推す玄人も多い銘柄。
どんなキャンプ飯とも喧嘩せず、最後まで寄り添ってくれる最高の名脇役です。

2. 八海山（はっかいさん）/ 南魚沼市

迷ったらこれ。ぬる燗にすると、冷酒の時とは違う「優しさ」が顔を出します。
シェラカップでゆっくり温めて飲んでください。

3. 久保田 碧寿（へきじゅ）/ 長岡市

山廃仕込みの碧寿は、温めることでその真価を発揮します。
氷点下のキャンプ場で飲む碧寿の熱燗は、まさに大人の贅沢。

4. 鶴齢（かくれい）/ 南魚沼市

魚沼の豪雪地帯で醸される酒。
しっかりとしたボディがあるので、焚き火で焼いたお肉や、濃いめの鍋料理に負けません。

5. 北雪（ほくせつ）/ 佐渡市

佐渡の荒波をイメージさせるキレの良さ。
日本海側でキャンプをするなら、地元の鮮魚と一緒に冷酒で流し込むのが正解です。

【玄人厳選】新潟冬キャンプで地酒に合わせるべき「至高のおつまみ」

新潟のスーパー「原信（はらしん）」や「ウオロク」で手に入る、地酒にぴったりの逸品をご紹介します！
せっかく県外に行ったならご当地のもの食べてみたいですよね♪

① 栃尾の油揚げ（とちおのあぶらあげ）

• 楽しみ方: 焚き火の網で両面をカリッと焼くだけ。
• 最高の組み合わせ: **「七味と醤油」**で。熱燗（鶴齢や久保田）との相性は、もはや説明不要。

② かんずり

• 楽しみ方: 妙高名産の唐辛子発酵調味料。焼き鳥や焼いた厚揚げに少し添えるだけ。
• 最高の組み合わせ: どんな酒にも合いますが、特に**「〆張鶴」**の冷酒でピリッとした後味を流し込むのが最高。

③ 鮭の浸し（びたし）

• 楽しみ方: 村上名産の鮭の酒浸し。そのままつまめるので、設営後すぐの一杯に。
• 最高の組み合わせ: 同じ村上の酒**「〆張鶴」**一択。これぞ地元のマリアージュ。

④ 烏賊（いか）の一夜干し

• 楽しみ方: 日本海側のスーパーなら必ずある鮮魚コーナーの干物。軽く炙ってハサミで切るだけ。
• 最高の組み合わせ: 辛口の**「北雪」**。雪の中で噛みしめるイカの旨味と、キレのある酒は至福。

さいごに

新潟の冬は、時に厳しくも、最高の「食と酒」を与えてくれます。 白銀の景色の中、焚き火の熱を感じながら、新潟の魂がこもった一杯を。 あなたのキャンプが、一生忘れられない夜になりますように。