キャンプ場は森の中や人里離れた大自然にある事が多いので動物たちと遭遇する事があります。
その中でも最も恐ろしいのが 『 熊 』
遭遇しないための準備と遭遇してしまった際の対策をしっかりと学んでからキャンプには行ってくださいね!
熊に遭遇しやすい時期
春〜秋は熊と遭遇しやすい!
具体的に言うと春は冬眠から覚めて活発になります。
また大好物の広葉樹の新芽や落ちているミズナラの実(ドングリ)がたくさんあるため夢中になって食べ回ってます
初夏にかけては柔らかくなった草などを食べ生活をし、
秋になると、再びミズナラやブナの実を大量に食べ、柿や栗を求めて里へ下りてくることもあります。
最も危険とされるのが熊の発情期の6〜7月、冬眠に向けた食い溜めの秋になります。
そこが最も危険ですがどの時期にも遭遇の可能性があるので対策が必要です。
熊と遭遇しない為にできること
基本的に熊は臆病で人に遭遇しないように山でひっそり暮らしております。
大前提に知って欲しい事として熊の住処に私たちが入っている事を知っていて下さい。
身を守るため、家族を守るために人を襲うので一概に熊が全て悪いとも言い切れないと私は思います。
なので私達自身のため、熊たちのためにもしっかりと対策をして熊に襲われたというニュースをなくしていきましょう!
音で自分たちの存在を熊に知らせる
登山の必須アイテムとして熊鈴はみなさんご存知だと思います。
熊は冒頭でも書きましたが臆病で人に遭遇しないように生活しております。なので音がすると人がいるのではないかと警戒をし近寄ってきません。
ただキャンプで音を常に出しているのは難しいので焚き火や家族の人と話をしていれば近寄ってきません。
餌付けや不法投棄なので人の食事を知ってしまっている熊は、
人が居る=ご馳走がある
学習をして音が鳴る方によってくることがあるそうです。
生ゴミや食料を出したまま寝ない
キャンプ中は焚き火があり、人の話し声がするので熊が近寄ってくることはありません。
注意しなくてはいけないのが就寝中です!
食べた物の片付けがめんどくさい!テントの中に生ゴミを入れたくない!
キャンプではあるあるだと思います。ですがこれはしっかりと対策をしなければ危険です。
普段木の実や草を食べている熊にはとってはご馳走が置いてある状態です。それに物音しない環境。
しっかりとゴミ袋にゴミをしまいボックスや車に入れることで対策をしましょう!
万が一熊と遭遇してしまった時の対処法
絵本の中の物語などで知っている知識と異なる事があるので知っていて損はありません。
3つ注意点をまとめました!
大きな声を出さない
熊に遭遇しない為にも音を出すと書いておりますが遭遇してからは逆効果です!
熊は臆病ですので遭遇して大声を出されると刺激されストレスから襲いかかってくる事があります。
死んだふりをしないこと
子供の時に言われていた方も多くいると思います。「熊に遭ったら⇨死んだふり」
これはデマです。熊は動物の死骸でもエサとして食べるます!
人間の大きさであれば、熊にとってご馳走です!
死んだふりをしていたら喜んで食べにかかるでしょう。汗
また、最初はエサとして認識していなくても、興味を持って近寄ってくる可能性があります。
熊が近づいてきてさらに危険な状況になってしまいます。
走って逃げない
足には自信がある!そんな方も熊には敵いません。
熊は時速40〜55キロで走ります。敵いません。
また、熊は走っているものを追いかける習性があるので走って逃げるのはご法度です。
熊を見つめゆっくりと距離をとっていくことが最善の対策になります!
キャンプ場で知っておきたい守るべきマナー
現実に、キャンプ場でクマに襲われた人もいます。
「クマは人の数倍の大きな体を維持するために、栄養が高いものを求めます。人の食べ物や残飯は熊にとってご馳走です。
そして、食べ物に強く執着する動物なので、いったん人間の食べ物の味を覚えてしまうと、、、
キャンプ場=“ご馳走がある餌場”
昨年、全国ニュースにもなった、長野県のキャンプ場で女性を襲った熊は、事件の前日に、人間が残したカレーライスを食べたことが調査から分かっています。
しかし、最初から熊が人間の食べ物を好む訳ではありません。
落ちているゴミや食べかすなどから味を覚え、徐々にエスカレートしていくそうです。
- ゴミや食べかすなどキャンプ場に残さない
- 就寝時など荷物を整えてから寝る
- キャンプ場でキャンプを行う
まとめ
私達キャンパーのめんどくさいと言う気持ちで自分の危険だけでなく
その他キャンパーの方の危険 や 自分の身を守る為に人を襲った、熊の命も奪うことになります。
楽しく安心安全にキャンプを行う為にも不幸な熊を生み出さない為にもルールを守ってキャンプを楽しみましょう♪
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